店主の独り言

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2022.11.12
『しぼりたて新酒の第二弾は、磐城壽　季造りしぼりたてです』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

水戸でも朝の最低気温が一桁となり、秋の深まりを感じる今日この頃、各蔵元様からは今年のしぼりたて新酒が続々と入荷してきており、店内の日本酒冷蔵庫の中も徐々に新酒モードに変わりつつあります。

そこで今日は、しぼりたて新酒第二弾と題して、毎年この酒が入荷してくるのを心待ちにしている方が多い人気銘柄『磐城壽　季造りしぼりたて』と、秋の人気商品『磐城壽・赤ラベル・純米原酒』をご紹介したいと思います。また、今年も『磐城壽　季造りしぼりたて』の四合瓶が入荷してきていますので、まだ飲んだことがない、と言う方は、この機会に是非お試しください。

鈴木酒造さんは、ブログでも度々ご紹介させていただいているように、以前は福島県浪江町の、請戸漁港のすぐ近くにありましたが、現在は山形県長井市で酒造りをされています。地震と津波と原発の大変な被害を受け、それでも酒造りをあきらめることなく、震災の翌年から現在の地で再出発をしました。

まず初めにご紹介する『磐城壽　季造りしぼりたて』は、福島県浪江町の頃からの人気商品で、山形県の長井市に移ってからは地元の契約栽培米『出羽燦々（精米歩合65％）』を使って故郷の味わいを醸し出しています。郷愁を誘う『うすにごりタイプ』で、上品な甘みと爽やかな味わいが特徴の飲み易いお酒です。東日本大震災で被災した際にも、途切れずに出荷できた蔵元の思い入れの強い商品の一つです。今年の『季造りしぼりたて』をご賞味ください！

続いてご紹介するのは、伸びやかなうま味と飲み応えをテーマに毎年造りを変える秋酒『磐城壽純米原酒赤ラベル』です。ふっくらと炊きあがったご飯の様なお米の香り。口に含むとなめらかで奥行きある旨味が溢れます。力強い酸味が旨味をしっかりと支え、濃醇でいながらメリハリがあり飲み飽きせずに、また次の一杯が欲しくなります(笑)ちょっぴり温度を上げるとお米のエキス分が滲み出し柔らかい口当たりに変化するのでお試しください。蔵元曰く、肉豆腐やスジ煮込み等、温かい肉料理との相性が最高だそうです。