- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は、今年で創業150周年を迎える栃木県の惣誉酒造さんから届いた、『惣誉150周年記念酒 第2弾』と杜氏渾身の逸品『惣誉・生酛仕込 特別本醸造』をご紹介したいと思います。
惣誉酒造さんは、1872年に創業した栃木県内でも有数の銘醸蔵で、酒米の王様と言われる『山田錦(兵庫県産特A地区)』の使用量は東日本でトップクラスを誇ります。また、全国新酒鑑評会においても11年連続で金賞を受賞するなど、名実ともに北関東を代表する蔵元で、現在は特に生酛仕込みに力を注いでいます。
まず初めにご紹介するのは、先月開催された『惣誉酒造150周年記念 特約店会』でお披露目された『惣誉150周年記念酒』の第2弾『惣誉150周年記念 純米大吟醸』です。レトロなラベルは、昭和の終わり頃まで実際に使われていたラベルの復刻版で、歴史を思い起こさせる見た目の一方、中身は惣誉にとって新しい取り組みで造られたお酒です。
栃木県産の酒造好適米『夢ささら(精米歩合50%)』ときょうかい7号酵母を使い小仕込みで醸した純米大吟醸です。普段の惣誉の味わいとは少しだけ異なる、上品な甘みと透明感のある飲み口のお酒です。昔のロゴを使って復刻ラベルをアレンジした限定ラベルです。生産量が少ないため、四合瓶(720ml)のみの発売となっています。
続いてご紹介するのは、近年蔵元が力を注いでいる伝統的な生酛仕込みで醸したお酒『惣誉・生酛仕込 特別本醸造』です。深みのある香りと凝縮された上質の旨みが持ち味の生酛仕込みは、時間と手間をかけ、自然の乳酸醗酵を利用して酵母を育てていきます。さらに、惣誉では、現代的吟醸造りをもとに伝統的製法で味わいに深みを求め、エレガントな酒質を追及しています。
その生酛仕込みの代表銘柄『惣誉・生酛仕込 特別本醸造』は、原料米に『特A地区山田錦(精米歩合65%)』を使い、味わいにはりのある、熟成した辛口酒を目指しています。すっきりした旨みと、生酛仕込みから生まれるしっかりとした酸味が溶け合い、キレとコクを併せ持つ、飲み飽きしない独特の味わいを生み出しています。
味わいの濃厚な料理や揚げ物、香りの強い料理に合わせても引けを取らず、かつ、後口をさっぱりとしてくれます。キリリと冷やして味わうもよし、また燗をつけても、ワンランク上のお燗酒としてお楽しみいただけます。
今日は、栃木県の惣誉酒造さんから届いた150周年記念酒と生酛仕込みの人気銘柄をご紹介させていただきました。口あたりがよくて軽快でありながら、飲むほどに旨さを感じる豊かな味わい。お好みに合わせて、きりりと冷やして飲むのもよし、燗をつけるのもよし。料理の味をいっそう引き立てる惣譽の風味をお楽しみください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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