店主の独り言

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2023.02.03
『愛知県の山﨑さんから春の搾りたて新酒が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔ )ʃ

今日は節分、そして明日は立春となり、いよいよ春の始まりです！そんなこともあって、今週は春に向けたしぼりたて新酒が続々と入荷してきています。中には、立春を販売解禁日としているものもあり、日本酒の世界は春本番と言った雰囲気です。

そこで今日は、毎年入荷を心待ちにしている方の多い、愛知県幡豆町の山﨑合資会社さんから届いた搾りたて新酒をご紹介させていただきます。

山﨑さんと言えば、代表銘柄『奥（おく）』で知られていますが、本日ご紹介する『山﨑醸（やまざきかもし）』や蝶のラベルの『ドリーム』、新酒鑑評会出品『幻々』にもたくさんのファンがいらっしゃいます。いずれのブランドも前社長が生み出したものですが、今もなおそれぞれ個性的な味わいを醸し出しています。

毎年『立春』に向けて発売される『山﨑醸・春の蔵出し』は、『奥』にも使われている愛知県の奥三河で契約栽培された高品質の酒米『夢山水』を55％まで磨いて醸した純米吟醸の生原酒です。爽やかな香りと飲み口との中に、きりりと引きしまった後口が楽しめるやや辛口の本生原酒です。

もう一つは、深紅の蝶が描かれた『山﨑醸・夢吟香DREAM　純米大吟醸原酒』の新酒です。愛知県西尾市の東端に位置する三ヶ根山は、海を渡ることで有名な蝶『アサギマダラ』にとって大海原へ翔ぶ絶好の飛来地です。秋に渡りの中継地としてやってくるアサギマダラは、この地から、遠く奄美大島、沖縄、台湾などまで飛び立っていきます。

そのアサギマダラにあやかり、この地から世界へ翔いていく酒・・・そんな夢と希望を託して醸したのがこの『山﨑醸DREAM（ドリーム）』です。本日ご紹介する『山崎醸　夢吟香DREAM　純米大吟醸原酒』は、愛知県が育てた酒米『夢吟香（精米歩合50％）』で醸した生酒を詰めており、華やかな香りとほのかな甘みを持ち、キレの良いい後口が楽しめる逸品です。

最後にご紹介するのは、全国新酒鑑評会出品酒として造られた蔵元最高峰のお酒『幻々（げんげん）純米大吟醸』です。思わず『まぁ~ぼお~ろお~しぃ~！』と叫びたくなってしまう極上のおいしさです。その数、わずか一升瓶で36本と言う、これまた超限定の逸品です。是非、珠玉の一滴をご堪能下さい。専用のギフト箱に入っていますので、日本酒好きの方へのご贈答品としていかがでしょうか？