店主の独り言

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2023.10.10
『岐阜県の無風と広島県の本州一からひやおろしが入荷してきました』

『岐阜県の無風と広島県の本州一からひやおろしが入荷してきました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

今年のひやおろしの最後を飾るお酒が、岐阜県の玉泉堂酒造さんと広島県の梅田酒造場さんから入荷してきたので、さっそくご紹介したいと思います。8月から始まった今年のひやおろしシーズンもいよいよ大詰め、本日ご紹介するお酒を持って入荷完了となります。

 

まず初めにご紹介するのは、毎年10月になってから出荷される『無風シリーズ』で一番人気の高い『無風・純米吟醸熟成原酒』です。地元産の酒米『ひだほまれ(精米歩合60%)』で醸される純米吟醸の原酒を一度火入れした後に、蔵元の冷蔵庫にて8か月間熟成させた逸品です。

甘味、旨味、酸味が調和した奥深い風味と、柔らかな口当たりながらもしっかりとした味わいが楽しめます。ちなみに、原料米の『ひだほまれ』は、岐阜県だけで栽培されている酒造好適米で、昭和57年(1982年)に品種登録されています。現在では、岐阜県内の多くの蔵元で高級酒の原料米として使われています。

 

 

続いてご紹介するのは、当店では初めてとなる広島県産酒で、広島県広島市安芸区船越にある梅田酒造場さんが造る『本州一(ほんしゅういち)』のひやおろし『本州一・純米あきあがり』です。

 

1916年創業の梅田酒造場さんは、年間の仕込み量はわずか200石と言う小規模の蔵元様で、酒米・酵母・仕込み水を地元産にこだわって酒造りが行われています。地元、広島県内でそのほとんどが消費されており、県外出荷は二割程だそうです。

 

現在は、四代目社長のもと、杜氏の花田さんと共に二人の息子さんが蔵元を盛り上げています。蔵元の代表銘柄は『本州一』で、軟水の特長を活かし、穏やかな香りの中にも旨味と味わいを持ち、なおかつ後口のキレの良いお酒を醸しています。

 

本日ご紹介する『本州一・純米あきあがり』は、千本錦の親にあたる『中生新千本(精米歩合80%)』と味わい系の酵母『広島令和1号酵母』で醸した純米酒の原酒を一度火入れしてから蔵元内のタンクにて熟成後、生詰めで詰めています。青いバナナやメロンのような穏やかな果実の香りとまろやかな旨味を持ちながらも、後口はとてもスッキリとしていてどんな料理とも良く合います。これからの季節、冷やからお燗まで、様々な温度で楽しめる逸品です。

今日は、無風と本州一のひやおろしをご紹介させていただきました。これから本番を迎える秋、旬の味覚と共にお楽しみください。

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

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