- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は『ソレイユ』の銘柄で知られる山梨県山梨市のワイナリー『旭洋酒さん』から届いた2種類の新ヴィンテージワイン『ソレイユヴーロゼ2023』と『ソレイユヴーオランジュ2023』をご紹介したいと思います。ブドウの栽培からワイン造りまで夫婦二人で行っている小さなワイナリーですが、品質の高さは目を見張るものがあります!現在、店頭には白ワイン2種類、赤ワイン3種類の計7種類のワインを取り揃えています。
まず初めにご紹介するのは、ピノ・ノワール90%で醸した辛口ロゼワイン『ソレイユヴーロゼ2023(生産本数928本)』です。山梨市岩手地区の自社畑で選別した色の薄いピノ・ノワールを主体に、千野畑甲州と牧丘グルペット農園のソーヴィニョン・ブランをブレンドしました。
蔵元曰く、クランベリーや若い桑の実、ローズヒップなどの赤い果実に草やハーブのニュアンスが溶け込んだ爽やかな香り。口中では心地よい酸をともなった穏やかな果実味がスルスルと流れ、ピノ・ノワールらしい旨味が後を引くそうです。
魚介のマリネやフライ、アクアパッツァ、パエリア、スパイスカレー、鶏や豚のグリル、ジャーマンポテト等と。肉にも魚にも合うのでアウトドアにもお薦めです。飲み頃の温度は15℃前後で、冷やし過ぎないのがポイントですよ。
続いてご紹介するのは、山梨市産甲州種100%で醸した辛口オレンジワイン『ソレイユヴーオランジュ2023(生産本数947本)』です。果皮の色がとりわけ濃い契約農家さんの甲州を5日間皮ごと醸し、圧搾後は古樽で辛口まで醗酵させ、そのまま春まで貯蔵しノンフィルターで生詰めた逸品です。
艶のあるオレンジ色のワインからは、ポプリや柑橘系の香りが時間の経過とともにゆるやかに立ち上ります。柔らかで上品な甘味の中にも、甲州の果皮からくるたっぷりの渋みが全体を引き締め、後口には搾りたて甲州の皮と種の甘酸っぱさがじんわり広がります。
ワイン単体では渋みが際立ちますが、料理と合わせることでワイン本来の旨味が花開く食事向きのワインです。造り手のお勧め料理は、葱ダレたっぷりの油淋鶏、ラードや背脂を効かせた点心、餃子、チーズフォンデュやシュクメルリなどのガーリック/チーズ料理、二枚貝の浜焼き、からすみ、雲丹のお寿司、タラッリやグリッシーニ、海老煎餅などのスナックなどです!12℃前後に軽く冷やしてお楽しみください。
今日は、山梨市の旭洋酒さんが造るソレイユワインの新ヴィンテージをご紹介させていただきました。気温が高くなるこれからの季節は、ソレイユさんの畑でもそろそろブドウが眠りから覚め、いよいよ生育シーズンがやって来るそうです。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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