店主の独り言

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2024.05.14
『宮崎県の落合酒造さんから、竈猫と赤江の限定品が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日は、甕壺仕込みで個性的な焼酎を造る宮崎県の落合酒造場さんから、年に一度この時期にだけ発売される限定生産の芋焼酎を2つご紹介させていただきます。

落合酒造場さんは、創業100年を超える蔵元で、四代目の落合亮平さんを中心に和甕を使った丁寧な酒造りを行っています。飲み手の心に残る味わいを求めて、誠心誠意、真摯な気持ちで酒造りに向き合う姿は、『一期一会　残心』と言う、蔵元の姿勢を表す言葉にも表れています。

その蔵元を代表する銘柄と言えば、『竈猫（へっついねこ）』と『赤江（あかえ）』ですが、今日は、その二つの限定品をご紹介したいと思います！いずれも入荷数量に限りがあるため、気になった方はお早めにお買い求めください。

まず初めにご紹介するのは、今や熱烈なファンも多い『別撰　竈猫（べっせん　へっついねこ）』、通称『青猫』です！蔵元の人気銘柄でもある『竈猫』のスペシャルエディションで、オレンジ系芋の『紅きらら』と『ジェイレッド』をブレンドして造った無濾過のお酒を詰めています。夏らしいマリンブルーの瓶に、可愛らしい猫のイラストがプリントされたデザインは、思わずジャケ買いしてしまいそうです(笑)

蔵元曰く、1杯目にはソーダ割りで、二杯目はオンザロックで、最後にはお湯割りで楽しむのがお勧めの飲み方だそうで、気まぐれな猫のように、飲み方によってさまざまな香りと味わいが顔を出してくれます。

続いてご紹介するのは、赤霧島の原料芋として知られる紫芋『紫優（むらさきまさり）』で醸した芋焼酎『赤江』の裏メニュー『裏赤江』です！その名の通り、通常のとは正反対の酒質となっておりますので、是非この機会に裏メニューの赤江をお楽しみいただきたいと思います！

通常の赤江は、で、芳醇な香りとしっかりとしたコクと旨味が持ち味です。それに対して、本日ご紹介する『裏赤江』は、原材料の配合比率を変え、『河内菌白麹Ｅ型』で低温長期発酵させたのちに減圧蒸留で醸しています。それによって、ラムネやパイナップルのようなフルーティな香りと爽やかで軽快な飲み口の焼酎に仕上がっています。