店主の独り言

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2024.07.29
『当店一押しのスパークリング日本酒を4つご紹介します』

『当店一押しのスパークリング日本酒を4つご紹介します』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

連日の酷暑で日本酒は飲む気が失せてしまう・・・と言う方も多いと思います。そんな時には、ガス感のあるお酒がお勧めです。清涼感があって、すっきり飲めるのが最大の魅力です!そこで今日は、日本酒でありながらもスパークリングワインのようなガス感が楽しめる日本酒を4つご紹介したいと思います。ガス感がある日本酒は、プチプチとした微発泡の物からコカ・コーラのような強力なガス感のものまで実に様々なタイプがあります。

 

 

まず初めにご紹介するのは、茨城県を代表する銘酒『渡舟』の蔵元が造る瓶内二次発酵で醸した『太平海スパークリング』です!蔵元曰く、瓶内二次発酵によって生まれる木目細やかな泡立ちと口の中で弾ける芳醇な味わいが楽しめます!新しいコンセプトの日本酒として開発した今回のお酒は、後からガスを充填するのではなく、シャンパンのように瓶内で二次発酵させることでガス感を生み出しています。さらに、シャンパンの滓引きの技法『デコルジュマン』によって、滓の無い透明なお酒に仕上がっています。

このような製法で造ったスパークリング日本酒はとにかく販売価格が高くなりがちですが、今回の『太平海スパークリング』は、蔵元の努力によって価格が抑えられています。グラスから湧き上がるきめ細かい泡立ちと、芳醇な香りと口の中で泡と共に弾けるフルーティな味わいをお楽しみください。製品の特性上、とても手間と時間がかかるため、品切れの際はご容赦願います。

 

 

同じく茨城県の来福酒造さんからは、一見ワインと見間違いそうなボトルデザインの『来福スパークリング』です。北海道産の『吟風(精米歩合50%)』を蔵元自慢の花酵母で醸したアルコール度数12度のお酒です。爽やかな果実の香りを伴ったガスがグラスの底から沸き上がりますが、飲み口はいたってドライです!一瞬、ブドウのスパークリンワインを飲んでいるような錯覚がしてしまうくらいに、完成度が素晴らしいです。そして、その戸惑いの後()に感じる米の旨味が絶妙のバランスで広がります。

 

 

続いてご紹介するのは、静岡県の志太泉さんが造る夏の人気商品が志太泉・発泡性純米生酒』、通称『シダ・シードル』です。その名の通り、リンゴのスパークリングワイン(シードル)を思わせるスパークリング日本酒です!ラベルに記載されている『Snow Flake Version』とは、涼しげな淡い雪の結晶と言う意味で、瓶の底にあるおりで表現しています。

口に含むと、上品な甘みと爽やかな酸味が、きめ細かい泡とともに広がり、華やかな香りを一層引き立ててくれます。山田錦(精米歩合60%)と静岡県酵母NEW-5で醸した、日本酒度-15.0の酒質ですが、ガス感が強いので、甘さはそれほど感じられず、意外にドライです。

 

 

最後にご紹介するのは、革新的酒造りに定評がある旭興さんが造る『発泡性貴醸酒』です。乳酸由来の酸味と米・米麹の甘み、天然発泡のきめの細かい泡が特徴です。日本酒というよりは米シャンパンの商品です。日本酒が苦手としてきた脂の多い肉や中華によく合うように設計されています。是非、この機会にお試しください。酒質は、日本酒度-76、酸度4.2、アルコール12%です。

 

 

今日は、日本酒の蔵元が造るスパークリング日本酒をご紹介させていただきました。スカッと晴れた夏空の下で楽しみたい逸品です。ワイングラスやシャンパングラスで頂くと、より一層清涼感が楽しめること間違いなしです()

 

 

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今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

 

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