- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
台風一家となった今日は、朝から晴天となり真夏のような陽気となっています。台風10号の爪後は大きく、自然の驚異を改めて思い知らされた気持ちです。そして、台風と同じく大きな被害をもたらすのが地震です。昨日は『防災の日』という事で、テレビでは地震や自然災害に関する番組が放送されていました。東日本大震災以降も、台風や大雨、地震など、何十年かに一度と言われる大規模な災害が毎年のようにどこかで起きていますが、今やいつどこで起きてもおかしくない身近なものとして私たちは備えておかなくてはいけないと感じています。
天災は忘れた頃にやってくる、と言われるように、私の所でも今一度、店内と倉庫の中の地震対策を確認しようと思っています!防災と言うと台風による洪水を想像されるかと思いますが、私の所では地震に備えた対策を重点的に行っています。丁度この時期は、夏物のお酒から秋物への入れ替え時期という事もあり、日本酒冷蔵庫の中が空いています。そこで、冷蔵庫内の清掃を行いながら、酒瓶の転倒防止対策を確認しています。
当店で取り扱っている商品は、そのほとんどはが瓶製品(日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、ジュース)の為、地震の揺れによる破損は免れることが出来ません。テーブルの上や棚に陳列しているお酒が揺れて落ちるのは分かりますが、冷蔵庫の中に入っているお酒が扉を開けて飛び出してしまうなんて、実際に見るまでは想像もしませんでした。
地震の揺れに伴って冷蔵庫内のお酒が揺すられて少しずつ前に移動し、最後には冷蔵庫の扉を押し開けて飛び出してしまうのです。まるで冷蔵庫の中で、誰かがお酒を押し出しているのではと思うくらい、その様子はとてもゆっくりで、スローモーションを見ているかのようでした。
そこで地震の揺れから冷蔵庫の中のお酒を守る対処法として、最も有効だったのが『一本のワイヤーテグス』でした。冷蔵庫内に日本酒の瓶の首の高さに紐を張ることで、お酒の瓶が冷蔵庫の中から飛び出すのを防いでくれるのです。使う紐はどんなものでも構いませんが、私の店では伸縮性と強度に優れ、瓶や人の手にも優しい『ワイヤー入りのテグス』を使っています。
東日本大震災の時も、震災後すぐにこの『ワイヤーテグス』を取り付けたお陰で、その後何度か大きい地震が起きていますが、1本も割れていません。他にも、テーブルに置いてあるお酒の下には滑り止めマットを敷いています。これが意外と優れもので、震度4くらいまではびくともしないので、是非、皆様のご家庭でも試してみてください。
このように、地震直後はいろいろと気を付けていましたが、時間の経過と共に気が緩みがちになってしまっているので、今一度気を引き締めて防災対策を行いたいと思います。皆様もお気を付けください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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