店主の独り言

blog

2025.09.10
『本場琉球泡盛の厳選古酒13種類が入荷しました』

  • 店主の独り言
『本場琉球泡盛の厳選古酒13種類が入荷しました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

今日は、沖縄県の本島や離島で造られている本場琉球泡盛の厳選古酒13種類が入荷して来たのでご紹介したいと思います。現在沖縄県には47軒の蔵元が存在しています。今回は、沖縄本島を北部、中部、南部の3つに分類し、石垣島を含む八重山エリア、宮古島、久米島を加えた6地域から13蔵が醸す古酒を選定しました。様々な地域や造り手の個性が織りなす味わいをお楽しみください!

 

琉球泡盛の魅力と言ったら、やはり長期熟成された『古酒(クース)』です!泡盛は、泡盛に含まれる成分そのものが長期熟成することによって、物理的変化や科学的変化を経て香味成分などに変化し、まろやかで甘い香りを醸し出します。つまり、泡盛は自らの成分そのものを変化させて古酒になっていくので、瓶詰めしたあとでも古酒化が進むと言われています。

そんな魅力あふれる『泡盛古酒』をご紹介する前に、今日は『泡盛』のラベルの表記についてお話ししたいと思います。

 

『泡盛』のラベルには、銘柄名や原料、アルコール度数のほかに、『琉球泡盛』と表示が記載されていますが、ご存知でしょうか?実はこの『琉球泡盛』という表示は、このお酒(泡盛)は沖縄県で造られたものですよ!という証明のようなものなのです。では、なぜ!『泡盛』に敢えて『琉球泡盛』といった表示をしなければならなかったのでしょうか?

 

まず初めに、『泡盛』を知らない方の為に簡単にご紹介すると、『泡盛』とは本来、沖縄で造られている米焼酎の事です。そして、泡盛には次の4つの大きな特徴が挙げられます。1. 原料にタイ米を使用する。2. 黒麹菌を用いる。3. 仕込みは1回だけの全麹仕込みである。4. 単式蒸留機で蒸留する。つまり、この4つを守らなければ『泡盛』と名乗ることが出来ません。

 

しかしながら、この泡盛の製法さえ守っていれば、沖縄以外の地域で泡盛を製造しても、泡盛と名乗ることが可能となります。実際に、沖縄県以外でも泡盛が造られて商品化された経緯があります。そこで、沖縄県酒造組合は県外産泡盛と沖縄県産泡盛との差別化を図るために、『本場泡盛』や『琉球泡盛』といった表示を付けることにしました。その後、品質表示の適正化や厳格化への対応するため、『泡盛の表示に関する公正競争規約』を作成し、公正取引委員会の承認を得て、平成16年から沖縄県内で製造された泡盛には『琉球泡盛』と表示できるようにもなりました。

 

ただし、与那国で製造されているアルコール度数60度の『花酒』などには『琉球泡盛』の表示はできません。これは、かつて焼酎乙類(現在は単式蒸留焼酎)に分類されていた泡盛の規定が、「アルコール度数45度以下」であることが背景にあります。

 

最後は、チョット小難しい話になってしまいましたが、実際に味わってみるとその美味しさにビックリしてしまう事でしょう・・!次回は、地域別にお勧めの本場琉球泡盛をご紹介していきたいと思いますので、楽しみにしてください。

 

お問い合わせ、ご注文はこちら!

liquor-shop-kinase.co.jp/contact/

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

また、ゆうパックでの発送も承っておりますので、お電話、メール等、お気軽にお問合せ下さい。

 

 

『焼酎ハイボールの人気No.1をご紹介します』

liquor-shop-kinase.co.jp/2022/08/08/20220808-article_7/

 

お酒のワンダーランドを目指しています!』

liquor-shop-kinase.co.jp/2015/08/08/201508-article_8-html/

 

『新しいお酒のファンの芽が出始めました!』

liquor-shop-kinase.co.jp/2017/01/09/201701-article_9-html/

 

『お酒の学校を始めます』

liquor-shop-kinase.co.jp/2015/05/25/201505-article_3-html/

blog search

月別