日本のウイスキーの父・マッサンこと竹鶴政孝氏が思いを込めてつくったウイスキーブランドの復刻品が登場しました(^O^)

「初号ブラックニッカ復刻版」43度 720ml 1700円(税抜)

「初号ブラックニッカ復刻版」は1956年（昭和31年）に発売された「初号ブラックニッカ」の発売当時の香味やデザインを再現しています。

ブラックニッカは竹鶴政孝氏が「日本の洋酒界を代表するブランドにしたい」という信念のもとにつくりあげたもので、自らデザインした「ニッカエンブレム」をラベルの中央に据えております。

二頭の狛犬が向かい合う中央に兜をあしらったエンブレムは、スコットランドの伝統と格式を重んじながらも日本風にアレンジした、ニッカのウイスキーの理念をそのまま表現しているようですね！

当時はウイスキーに「級別制度」があり、原酒混和率（製品中に原酒が占める割合）によって特級、一級、二級と分けて販売されていました。

竹鶴氏は特にウイスキー本来の味わいを重視していたため特級には強い思い入れがあったものと想像することができます。

この復刻版は、現存する「初号ブラックニッカ」の中味をブレンダーが研究し当時の味を再現しました。

特に「初号」発売時はまだ宮城峡蒸溜所ができていなかった（1969年設立）ため、復刻版でもモルトは余市蒸溜所のものだけを使用。さらに当時と同じ「常温濾過」を採用する等、竹鶴氏がつくり上げた味わいを蘇らせるというこだわりが随所に隠されている逸品です。