- 店主の独り言
皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！
梅雨時期の晩酌には、焼き鳥やタコの刺身をつまみに、キリリと冷えた白ワインが欲しくなってしまいます！私は基本的には赤ワインが好きですが、蒸し暑い今の時期は、しっかりとした味わいの赤ワインよりも香りが爽やかで後口のキレのあるサッパリとした白ワインが飲みたくなります。
そこで今日の晩酌日記は、白ワインの中でも特に好きな『ソーヴィニヨン・ブラン』のワインを頂きながら、その特徴や魅力についてお話ししたいと思います。ソーヴィニヨンと聞くと赤ワインの代表ブドウ品種『カベルネ・ソーヴィニヨン』を想いうかべる方が多いと思いますが、今回の『ソーヴィニヨン・ブラン』は、白ワイン用の代表的なブドウ品種で、その香りと味わいに惹かれる方がとても多いんですよ！
白ワイン用のブドウ品種と言えば、一番有名なのがシャブリに代表される『シャルドネ』ですが、独特の酸味の強さから敬遠される方もおり、実は、私もその一人なんです。その様な方々が好むブドウ品種が『ソーヴィニヨン・ブラン』で、私はそのような人たちをソーヴィニヨン・ブランニスト！と勝手に呼んでいます(笑)
このブドウを使ったワインは、フランスのボルドーやカリフォルニア、南米のチリなどが有名ですが、ここ日本でも最近になって見かけることが多くなってきました。現在、店内にて国産ワインのコーナーを作り、白ワインを中心に並べた所、普段は日本酒や焼酎、ウイスキーなどを買っている方の中にも、実はワインが好きで、ワインの話に花が咲く時があります。その中でも『ソーヴィニヨン・ブラン』で造ったワインが好きなんですよ～、と言われる方が地味に多く、日本人の好みに合う香りと味わいなのだと改めて感じます。
そのブドウ最大の魅力は、キリリとした清涼感のある香りと柑橘系の軽やかな酸味を伴った後口のキレの良さだと思います。焼き鳥や鰻などのたれとの相性も良く、魚介類などの刺身と合わせても、口の中が生臭くなることがありません。今回頂いたチリ産のワインは、先日飲んだ、山梨の『ソレイユ・グルペットブラン』や長野の『椀子・ソーヴィニヨン・ブラン』と比べると、甘味が少なく、シャープな酸味が際立ったスッキリとした飲み口のワインでした。
最近では、私の影響からか、みどりさんもすっかり『ソーヴィニヨン・ブランニスト！』の一人になっています。因みにみどりさんの好みは、ソレイユ・グルペットブランなんだそうです。『ソーヴィニヨン・ブラン』という名前、良かったら覚えてみてくださいね・・・。
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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