店主の独り言

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2023.04.08
『結城酒造さんから再建に向けたお酒が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日は、結城市の結城酒造さんから届いた、蔵元再建に向けたお酒『結ゆい・純米吟醸　雄町・生原酒』が入荷してきたので、早速ご紹介したいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、結城酒造さんは昨年5月に災禍に見舞われ、仕込み蔵や母屋を失う事となりました。その後は、沢山の方々の応援や支援により、蔵元再建に向けて一歩ずつ歩みを進め、この度そのお酒が出荷されることとなり、わたくしも嬉しく思っています。

今回入荷してきたお酒は、県内外の蔵元様のご縁により実現できた、まさに夢のようなお酒です。社長の浦里昌明さんは茨城県筑西市の来福酒造さんへ、杜氏の浦里美智子さんは北海道東川町の三千櫻酒造さんでそれぞれ酒造りを行いながら、蔵元のご厚意で自分たちのお酒を仕込ませて頂きました。

原料米には、結城酒造さんを象徴する岡山県山﨑農園産の無農薬栽培『雄町（精米歩合50％）』を使い、酵母には茨城県の明利酒造の『M-310酵母』を、種麹には茨城県の日本醸造工業の『吟麗』を使用しています。また、仕込みの配合割合や仕込みの日にちも同じに合わせているので、造り手と仕込み水の違いがどのような味わいの違いを生み出すのかも気になるところです。この機会に結城酒造さん再建に向けた記念すべきお酒をご賞味いただきたいと思います。

更に、それぞれのお酒のラベルには、昌明社長、美智子杜氏からの感謝の言葉が印刷されています。

『このお酒は再建の第一歩になると思います。皆様よろしくお願いいたします。浦里昌明』