店主の独り言

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2023.06.11
『父の日のプレゼントにお勧めの芋焼酎を2つご紹介します』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日も朝から小雨がちらつく梅雨らしい天気となっております。そんな足元の悪い中、『父の日（6/18）』の1週間前ということもあって、朝から父の日用のプレゼントを買い求める方にお越しいただいています。先日のブログでは大分県の麦焼酎をご紹介させていただきましたので、今日は芋焼酎の本場、鹿児島県の八千代伝酒造さんと大海酒造さん二軒の蔵元様から届いた旬の芋焼酎をご紹介したいと思います。

まず初めにご紹介するのは、原材料の栽培から焼酎造り迄を一貫して行う八千代伝酒造さんの限定品『マーラー Mahler2022』です。主原料でもあるサツマイモ（紅はるか）を、全量自社栽培かつ、全量特定栽培（除草剤・殺虫剤・化学肥料不使用）し、それを収穫した当日に新鮮な状態で仕込んでします。『紅はるか』特有の華やかな香りと甘味を最大限に生かした味わいは、濃厚でとろりとした甘みが楽しめる蔵元渾身の逸品です。華やかな香りに濃厚でトロリとした甘みのある味わいは、クラッシュアイスのオンザロックで味わうのがお勧めです。

八千代伝酒造さんの猿ヶ城渓谷蒸溜所は、垂水市市街地から高城川をさかのぼっていくと森に溶け込むように建っており、小さな山が蒸留所の敷地といった感じです。もともとの自然を残した敷地内は　よく手入れされ、小さな泉や川の流れもあり公園のようです。豊かな自然に囲まれた蔵では、仕込みすべての工程を昔ながらのかめ壷で行う総かめ壷仕込みを行っており、蔵の方針でもある『思いはひとつ、うまい焼酎をつくること』を胸に刻み、『総かめ壷仕込み』の焼酎造りに日々まい進されています。

因みに、名前の『マーラー』は、作曲家・指揮者として活躍したグスタフ・マーラーに由来しており、裏ラベルには、彼の残した言葉『伝統とは灰を崇拝することではなく炎を絶やさないことである』が記載されています。

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続いてご紹介するのは、当店でも人気の芋焼酎『楔（くさび）』の蔵元として知られる大海酒造さんの限定品『茶房大海庵』です。緑茶には、有機肥料を使い農薬になるべく頼らずお茶栽培を行う『和香園（志布志市有明町）』の茶葉を使い、芳醇なコクと甘みを持つ地元産の紅はるかを一緒に仕込みました。お茶の香りとほどよい渋味が感じられ、後に続くまろやかな甘みも心地よい上質な味わいです。今の時期には、緑茶割りや炭酸割りも勧めです。