- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
今日は、当店オリジナル『キナセ・スペシャル』の中でも特に人気の高い『杉勇・出品おりがらみ』が山形県の杉勇酒造さんから届いたので早速ご紹介したいと思います。毎年、このお酒が入荷してくるのを心待ちにしている方がとても多い『春の目玉企画』のお酒です。
蔵元では、すでに今年の甑倒し(こしきだおし)も終わり酒造りが一段落したそうです。この後は、タンクに残っているお酒を搾ったり、瓶詰めする作業に追われ、もうしばらくは蔵元の作業が続くとの事です。
本日ご紹介する商品は、もうかれこれ20年以上のお付き合いとなる杉勇さんにお願いして造って頂いているもので、自他ともに認める『おり好き』の私が、長年の経験をもとにたどり着いた究極の『おりがらみの黄金比(液体92%に対して、おり8%)』(笑)で 造って頂いた逸品です。
しかも、そんじょそこらの『おりがらみ』とは訳が違います。通常は世に出ることの無い、鑑評会出品酒用に造った大吟醸(山田錦35%精白)の『おり』を、特別純米酒(八反錦60%精白)の生原酒にブレンドさせた、正に『ハイブリッド』な逸品なんですよ。目を閉じて飲むと、おりが入っていることが分からないくらいにサラサラとしているのに、『おり』の香りと味わいがしっかりとお酒に反映されています。
ベースとなる今年の純米酒は、原料米を八反錦を使う事で、柔らかな味わいを持ちながらもコクと旨味を感じさせてくれます。そこに出品酒の華やかな香りと芳醇な旨味が詰まった『おり』を加えることで、味わいに奥行きが生まれます。そして、時間の経過と共に『おり』の持つ香りと味わいが、少しずつお酒に移って行き、上品で余韻の長い香りを醸し出し、究極の逸品へと変貌させてくれるのです。
今年の『出品おりがらみ』は、例年以上に華やかな香りを持ち、ふくらみのある味わいに仕上がっていますので、皆様のご期待に応えることができると思います。開栓後も日に日に変わる味わいを是非、お楽しみください!ちなみに、大吟醸のおりを加えている為、お酒の表示は純米ではなく、吟醸となっています。サイズは、1.8Lと720mlがありますが、数量限定の為、品切れの際はご容赦願います。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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