- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ
この時期、日本酒の蔵元では、新酒鑑評会出品を醸すなど今期の酒造りが佳境を迎えています。そんな中、茨城県常陸太田の岡部酒造さんと福島県南会津の花泉酒造さんから出品酒用に醸した大吟醸の生酒が入荷してきたので、早速ご紹介したいと思います。
一般の方には馴染みのない『鑑評会出品酒』ですが、このお酒がどれほどすごいのかを説明する際に、私はよく自動車業界に例えて説明しています。販売価格自体は、通常の大吟醸などと遜色ないためいったいどこが違うのか?と、思ってしまうのも無理はありません。例えば、通常の蔵元が醸す最高ランクの大吟醸を、トヨタが作るレクサスの最高クラスだとすると、『全国新酒鑑評会』に出品するお酒は、トヨタが作る『F1』に例えることが出来ます。
つまり、原材料から造りのすべての工程において別次元で造られるのが出品酒だと言えるでしょう。この機会に普段なかなか口にすることのできない日本酒の最高峰の味わいをお楽しみください。実際の出品酒は一度火入れしたものですが、今回はしぼりたての生酒となっています。
まず初めにご紹介するのは、当店オリジナル『うらざかり』の蔵元、岡部酒造さんが醸す出品用大吟醸生酒『超限定雫酒・松盛・大吟醸生原酒・袋吊り』です!六代目蔵元、岡部彰博さんを筆頭に毎年進化を続ける蔵元渾身の一滴は、四合瓶(720ml)サイズで僅か140本の超希少品です。『山田錦(精米歩合40%)』で醸した大吟醸の生原酒を搾ってすぐに瓶詰めした直汲みタイプで、弾ける果実の香りと芳醇な旨味が弾けます!
続いてご紹介するのは、『ロ万シリーズ』で知られる福島県の花泉酒造さんから届いた鑑評会出品予定酒と同一タンクの『ロ万・純米大吟醸生原酒』です。地元の南会津産の『福乃香(精米歩合35%)』と『うつくしま夢酵母(F701)』、水源の森百選に認定されている名水『高清水』を使い、伝承の『もち米四段仕込み』醸した純米大吟醸の原酒を生で詰めた逸品です。上品な甘みとふくよかな旨味をご賞味ください。
今日は、茨城県の岡部酒造さんと福島県の花泉酒造さんが醸した珠玉の逸品をご紹介させていただきました。水戸の偕楽園では、園内の梅の花が見ごろを迎えています。水戸にお越しの際は、当店にもお立ち寄りください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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