店主の独り言

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2024.04.15
『信濃鶴、菱湖、本州一から、春の限定酒が入荷しました』

『信濃鶴、菱湖、本州一から、春の限定酒が入荷しました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

初夏を思わせる好天となった今日は、当店の人気銘柄となっている信濃鶴、菱湖、本州一から届いた春季限定酒をご紹介したいと思います。これからの時期は、春酒や夏酒に混ざって、高品質なお酒も入荷してくるので、お見逃しなく!

 

まず初めにご紹介するのは、信濃鶴ファン待望の逸品『信濃鶴・純米大吟醸・名田造(なたぞう)無濾過生原酒』です!長野県駒ケ根市にある『酒造()長生社さん』は、様々な醸造設備への投資を繰り返すことで酒質の向上が目覚ましい蔵元です。

中でも本日ご紹介する『名田造(なたぞう)』は、コスパの良さから毎年入荷してくるのを心待ちにしている方が多い人気銘柄です。口に含んだ瞬間から広がる強過ぎない香りと柔らかなコクと旨味、後口のキレの良さ、どれもがバランスよくまとまっています。蔵元曰く、今年は新酒鑑評会出品酒に近い出来栄えだそうですよ~!信濃鶴をまだ飲んだことがない・・、と言う方には、まずこのお酒を味わってみることをお勧めいたします。

 

商品名の『名田造(なたぞう)』とは、信濃鶴創業者『北原久次郎』の次男の名前で、久次郎が灘で酒造りの修業をしているときに生まれたことから『灘造(なだぞう)』の読みに字を当てはめて『名田造(なたぞう)』と命名したそうです。彼は後に駒ヶ根市の市長となり、中央アルプス駒ヶ根ロープウエイをかけるなど、時の名物市長として数々の功績を残しています。

 

 

続いてご紹介するのは、当店で唯一の新潟県産酒『菱湖(りょうこ)』の春季限定酒『菱湖・純米大吟醸・備前雄町無濾過生』です。二年ぶりの登場となったこの酒は、小仕込みの為、入荷数量が少量となっております。品切れの際はご容赦願います。

岡山県産の『備前雄町(精米歩合50%)』で醸した純米大吟醸を無濾過生原酒のフレッシュな状態で詰めた逸品です。ライチやメロンを思わせる上品な香りと柔らかく円やかな味わいが特徴です。口に含むとはじめは甘みを感じますが、徐々に芳醇なコクと旨味が広がり、キレのある酸味が後口を引き締めてくれます。蔵元曰く、味の濃い料理と合わせると新しい一面が楽しめるそうですよ。

 

 

最後にご紹介するのは、当店初の広島県産酒『本州一(ほんしゅういち)』春季限定酒『本州一・純米大吟醸・無濾過生原酒Doors-sharp-』です!広島県産『千本錦(精米歩合50%)』と『広島令和1号酵母』で醸した端麗旨辛の純米大吟醸酒を無濾過の生原酒で詰めた逸品です!

口に含むと千本錦特有のふくよかな米の旨味とマスカットのようなフルーティでジューシーな香りが広がりますが、名前の通りにシャープな後口のキレが感じられます。お酒のイメージに合わせて、黒瓶に黒柄・金箔文字のスタイリッシュなデザインとなっています。

 

1916年創業の梅田酒造場さんは、年間の仕込み量はわずか200石と言う小規模の蔵元様で、酒米・酵母・仕込み水を地元産にこだわって酒造りが行われています。地元、広島県内でそのほとんどが消費されており、県外出荷は二割程だそうです。

 

現在は、四代目社長のもと、杜氏の花田さんと共に二人の息子さんが蔵元を盛り上げています。蔵元の代表銘柄は『本州一』で、軟水の特長を活かし、穏やかな香りの中にも旨味と味わいを持ち、なおかつ後口のキレの良いお酒を醸しています。

 

 

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今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

 

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