店主の独り言

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2024.04.27
『栃木県の旭興さんと長野県の千曲錦さんからコスパ抜群の限定酒が入荷してきました』

店主の独り言

お酒の学校・日本酒編

『栃木県の旭興さんと長野県の千曲錦さんからコスパ抜群の限定酒が入荷してきました』

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日からゴールデンウイークがスタートしたこともあって、朝から沢山の方にご来店いただいています。毎年この時期は、春と夏のお酒が入り乱れて入荷してくるので、店内の整理はもとより、ご案内する方もバタバタとしています。そんな中、長野県北部の佐久市にある千曲錦酒造さんと『旭興』でお馴染みのお隣栃木県の銘醸蔵、渡邊酒造さんからコスパ抜群の限定酒が入荷してきたので早速ご紹介したいと思います。

まず初めにご紹介するのは、本当にこの値段でいいのか・・・？と思ってしまうほどコストパフォーマンスに優れた逸品『旭興・大吟醸おり酒』です！一年に一度、限られた本数だけ発売される『旭興・おり酒』ですが、今年は大吟醸規格となっていることから『大吟醸おり酒』となっています。

このお酒は、その名の通り様々なお酒の『おり』だけをブレンドして造ったものですが、その『おり』の出所がすごいんですよ～！今回は、4種類の酒米と7種類の酵母を駆使し、精米歩合30％の大吟醸をはじめとした5種類のお酒のおりを混ぜています。社長曰く、こんな洒落たお酒があってもいいんじゃないかという事で、採算度外視で造っているそうです(笑)

　　　　　　精米歩合　　使用割合

山田錦　　　　30％　　　　45.1％

とちぎ酒１４　30％　　　　6.5％

愛山　　　　　40％　　　　5.8％

夢ささら　　　40％　　　　9.6％

山田錦　　　　48％　　　　33.0％

『旭興』は、全国新酒鑑評会においてたびたび金賞に輝くほか、90年以上の歴史のある南部杜氏自醸酒品評会でも堂々たる成績を収めるなど、その品質が高く評価されています。伝統の製法と先進技術を融合させた酒造りを大切にしながら、個性あふれる様々なお酒を生み出しています。高い醸造技術を持ち、根強いファンの多い蔵元ですが、毎年、新しいお酒を生み出すことでも知られています。社長兼杜氏の渡邊さんは、革新的でユニークな発想を持つ、熱血醸造家です。

続いてご紹介するのは、『帰山』で知られる千曲錦酒造さんが春の大感謝祭と銘打って限定発売する『純米大吟醸原酒生酒・全量山田錦五十磨　千曲錦』です。酒米の王様『山田錦（精米歩合49％）』を浅間山の清冽なる伏流水と『M-310酵母』で醸した杜氏渾身の一滴です。年に1回この時期だけの受注本数分だけ造る限定品で、飲んだ方に感動を味わっていただきたい、と言う造り手の想いがこもった渾身の一本です。生産量に限りがあるため、四合瓶（720ml）サイズのみとなります。