店主の独り言

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2024.04.30
『長野県の真澄さんと広島県の本洲一さんから爽やかな夏酒が入荷してきました』

『長野県の真澄さんと広島県の本洲一さんから爽やかな夏酒が入荷してきました』

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔) ʃ

 

今日は、長野県諏訪市にある真澄(宮坂醸造)さんと当店初となる広島県産酒『本州一(ほんしゅういち)』の蔵元、梅田酒造場さんから届いた清涼感たっぷりの夏酒をご紹介したいと思います。この時期には搾りたての新酒をはじめ、滓絡みや無濾過生原酒などがありますが、今年は、ガス感が感じられるスパークリング系の日本酒をお買い求めになる方が多いような気がします。

 

中でも、本日ご紹介する2品は、白麹を用いてほのかな酸味をアクセントに仕上げた新しい夏酒で、清涼感あふれる味わいが楽しめる大人気商品です!皆様からは、ええ~もう夏酒ですか?という声が聞こえてきそうですが・・・・() 数年前から耳にするようになってきた『夏酒』という言葉ですが、秋に出荷される『ひやおろし』などと違って、夏酒に関する明確な定義はないんです。まあ、ざっくりと、夏の暑い時でも美味しく楽しめるような味わいのお酒を『夏酒』と呼んでいます。

 

まず初めにご紹介するのは、今年で発売から4年目を迎える『真澄・純米吟醸・すずみざけ』です。『伝統と革新』を掲げる真澄さんの季節限定シリーズで、7号酵母で醸した酒を、1年を通して味わいの変化を感じて頂くシリーズです。11月下旬の第一弾『あらばしり』に始まり、春の『うすにごり』、そして今回の夏酒『すずみざけ』になります。

長野県産『ひとごこち(精米歩合55%)』、兵庫県産『山田錦(精米歩合55%)』、長野県産『美山錦(精米歩合55%)』と7号酵母に白麹を用いてほのかな酸味をアクセントに仕上げたアルコール度数14度の軽やかな飲み口のお酒です。蔵元曰く、夏の高原に吹き抜ける透明感のある空気、生命力に満ちた草花の佇まいをイメージした一本に仕上げました。白麹由来の爽やかな酸を加えることで、これまでになかった軽快さと爽やかさを感じる口当たり、繊細な夏の食材に合わせ、ほのかな酸味がアクセントになっています。

 

 

続いてご紹介するのは、昨年からお取引が始まった当店では初めてとなる広島県産酒『本洲一(ほんしゅういち)』の蔵元、梅田酒造場さんから届いた今年チャレンジ酒『本洲一・純米吟醸・白麹Doors-shirocodile-』です。梅田酒造場さんは、年間の仕込み量はわずか200石と言う小規模の蔵元様で、酒米・酵母・仕込み水を地元産にこだわり、四代目社長のもと、杜氏の花田さんと共に二人の息子さんで酒造りを行なっています。

 

本日ご紹介する『本洲一・純米吟醸・白麹Doors-shirocodile-』は、『本州一』の新たな味わいへの扉を開ける・・!と言う意味で名付けた新シリーズ『Doors』の中でも、白麹を使った今年新登場となるチャレンジのお酒です。広島県産『八反錦(精米歩合60%)』と『広島吟醸酵母』を使い、フルーティに仕上げたお酒を、白麹の甘酒四段仕込みで醸しました。白麹特有のクエン酸が甘さを引き締め、ほのかな苦みがスッキリとした米の旨味へと後味を繋ぎます。

名前の『シロコダイル』とは、白麹を使ったことから『クロコダイル』に対して、白いワニと言う意味で名付けました。さらに、通常使っている『黄麹』をイメージした扉から白いワニが現れる・・・、と言った、遊び心が感じられるラベルデザインになっています。このお酒は、無濾過生原酒のため、瓶の底に滓が沈殿している場合がありますが、品質には問題ありません。

 

 

今日は、白麹で醸した清涼感あふれるお酒をご紹介させていただきました。入荷数量に限りがあるため品切れの際はご容赦願います。

 

 

 

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今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。

 

 

 

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