『東京へ日本酒の試飲会へ行ってきました』 - 茨城県水戸市の酒屋リカーショップキナセ

2024.04.11
『東京へ日本酒の試飲会へ行ってきました』

店主の独り言

蔵元訪問記

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

昨日は、東京都内で開催された二つの日本酒試飲会へ出かけてきました。天気にもめぐまれ桜もまだ咲いていて絶好のお出かけ日和となりましたが、人の多さには疲れてしまいますね・・・。

今回参加したイベントは、栃木県酒造組合主催の新酒発表会『新世代栃木の酒2024』と『ワイングラスで美味しい日本酒アワード2024』です！偶然にも同じ日程でしたので、二件掛け持ちで参加してきました。事前に参加申し込みを行わないと入場することが出来ない人気のイベントで、私ども酒屋にとっても貴重な勉強の場です！

と、その前に開場時間まで時間があったので、以前から行ってみたかったグルメバーガーの人気店『シェイクシャック東京国際フォーラム店』でお昼ご飯を食べました。チーズ、レタス、トマト、シャックソースがトッピングされた『シャック・バーガーダブル』は、肉感が凄くてびっくり。柔らかなバンズも私好みでした。合わせて、ブルックリン・ブルワリーが開発した『シャックマイスターエール』も飲みました。フルーティーで豊かな香りと、深い味わいはバーガーとの相性抜群ですよ。

まず初めに伺ったのは、栃木県酒造組合主催の新酒発表会『新世代栃木の酒2024』です！会場の大崎ブライトコアホール内には、県内26の蔵元様のブースがびっしりと並んでいて、とても壮観でした。栃木県は、茨城県のお隣りですが、同時にこれだけの蔵元様に伺い、試飲をすることは不可能なので、東京まで出かけた甲斐があります。

受付で、レジメと陶器のお猪口に和ぎ水と吐き用のカップを受け取ります。感心したのは、吐き用のカップの底に吸水ポリマーの粉末が入っていて、液体がカップの中で固まることです。これは、他のイベントでも導入した方がいいと思いました。

26軒すべての蔵元を伺うのは大変なので、まずは日ごろお付き合いのある『旭興の渡邊酒造さん』、『望の外池酒造店さん』、『惣誉の惣誉酒造さん』に伺いました。旭興さんでは、若い蔵人さんが一生懸命お酒の説明をされており、当店でも人気の貴醸酒スパークリングやバージョン6をいただきました。

外池酒造店さんでは、社長の息子さんが店頭に立って発売前の新作を案内してくれました。広島の酒米『千本錦』で醸したお酒で、香りと味わいのバランスが良く発売が楽しみです！

続いて伺った『惣誉酒造さん』でも河野社長の息子さんにお会いすることが出来ました。こちらでは、当店一番人気の『辛口純米酒』をはじめ、今年の新酒をいただきました。

その後も順番に蔵元に伺って、新酒や定番酒など試飲させていただき、会場を後にしました。

続いて向かったのは、秋葉原UDXギャラリーで開催された『第14回ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024入賞酒試飲商談会』の会場です。260社から1,038品の日本酒が出品され、その受賞酒の中から47社が参加されていました。受賞酒の蔵元から直接話を聞くことが出来る上に、一足早く味を見ることができる絶好の機会です。

また、ワイングラスで有名なリーデル社の日本酒専用グラスで試飲することが出来るのも、このイベントならではの素晴らしい所だと思います。蔵元の規模の大小にかかわらず、日ごろ馴染みのない蔵元様に接することが出来る素晴らしい機会だと思いました。会場内では、知り合いの酒屋さんや長野県の千曲錦さんにもお会いすることが出来ました。機会があれば、また参加したいと思います。ご紹介いただいた、酒文化研究所の山田さんには感謝申し上げます。