店主の独り言

blog

2024.04.18
『黄麹で醸したフルーティな芋焼酎、黄色もぐらと黄色い椿が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日は、気温が高くなるこれからの季節にお勧めの黄麹仕込み芋焼酎を二つご紹介したいと思います！一般的な芋焼酎は、白麹や黒麹で造られていますが、本日ご紹介する黄麹仕込みの芋焼酎は、果実を思わせる華やかな香りと爽やかな飲み口が楽しめます。

四季折々の季節限定のお酒と言うと、日本酒を想い浮かべる方が多いと思いますが、実は焼酎にも季節限定品があるんですよ。焼酎は一年中同じものが売られていると思っておられる方が多いようですが、本格焼酎の世界にも新酒や旬の味わいを意識した商品が造られています。その中から、毎年この時期に発売されるのが、本日ご紹介する春季限定酒です。720mlサイズも取り揃えていますので、まだ味わったことのない方にとってはまたとない機会です。

まず初めにご紹介するのは、数年前から数量限定で復活販売となった『もぐらベルカント黄麹仕込み』です！います。当店でも大人気の芋焼酎『もぐら』の季節限定品として、『黄色もぐら』が鹿児島県のさつま無双さんから登場したのは、今から丁度6年前です。その当時は、とても珍しかった日本酒用の黄麹で造られていて、果実を思わせる華やかな香りから、あっという間に人気となりましたが、原酒不足から終売となってしまいました。

その後、再販を待ち望む声に後押しされる形で、一昨年より『もぐらベルカント黄麹仕込み』として復活したのです。黄麹仕込みの特長でもある華やかな香りと軽快でソフトな飲み口が楽しめる、まさにこれからの季節にピッタリの爽やかな味わいです。

裏張りの文言には、『水晶の欠片（かけら）のような透徹された液体の調べを聴いてみる。そこら一面、黄色が強調された野原が広がり、その澄んだ音色から快感を含んだ心地よさを感じてしまう。やはり芋焼酎を飲る時はいい。』と記されています。ちなみに、副題にもなっている『ベルカントBel Canto』とは、イタリア語で『美しい歌』『美しい歌唱』の意です。

続いてご紹介するのは、見るからに華やかなラベルの芋焼酎『黄色い椿』です。鹿児島県の八千代伝酒造さんから一年に一度だけ春に出荷される春季限定の芋焼酎で、日本酒に使われる『黄麹』を使うことで柑橘系の華やかな香り醸し出しています。また、甘みの強い安納芋で仕込むことで濃厚な甘さを醸し出しています。見た目にも艶やかな黄色い椿のラベルがとても華やいだ気分にしてくれます。一升瓶は、専用のギフト箱に入っていますので贈り物にお勧めです。また、今年から720mlサイズも入荷してきましたので、この機会にご賞味ください。