店主の独り言

blog

2024.04.29
『甕雫の京屋酒造さんから、夏の芋焼酎が入荷しました』

店主の独り言

お酒の学校・焼酎編

皆さんこんにちは！

茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】

リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！ʅ(◔౪◔) ʃ

今日は、甕壺に入った芋焼酎『甕雫』で知られる宮崎県の京屋酒造さんから届いた暑い時にお勧めの芋焼酎を2つご紹介したいと思います。京屋酒造さんは、天保五年（西暦1834年）創業の長い歴史のある蔵元で、醸造の全工程が土に埋められた伝承の大甕（800リットル）にて少量ずつ丹精込めて焼酎を仕込んでおります。

まず初めにご紹介するのは、見るからに涼しげなラベルが印象的な夏限定の芋焼酎『かね京涼20度』です。南九州産のコガネマサリを白麹高温蒸留（常圧）で仕上げ、蔵の中で7年以上熟成させた逸品です。静かに熟成させることで、芳醇な香りを持ちながらも軽やかでスッキリとした飲み口が楽しめます。ラベルには、南国宮崎の青い空と海と風をデザインし、軒先の風鈴が涼しげな音を奏でています。焼酎ハイボールもいいですが、オンザロックで氷が溶け、味が変わっていく楽しみ方もお勧めです。

続いてご紹介するのは、ワインのような華やかな果実の香りと上品で円やかな甘みが楽しめる『かね京・紫』です。宮崎県産の紫芋『ムラサキマサリ』を原料にした白麹高温蒸留原酒に『黄金千貫』を原料とした白麹高温蒸留原酒をブレンドした逸品です。炭酸割りでいただくと、より一層華やかな香りが広がり、ジメジメとした憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるでしょう。

そして、京屋酒造さんの名を一躍有名にしたのが、甕壺入りの芋焼酎『甕雫』です！甕壺に入った芋焼酎の『甕雫』は、その独特のパッケージと軽やかな飲み口からご贈答品として、当店でも大人気の商品なんです。定番の『甕雫』以外にも、年に一度だけ春に発売される紫芋で造った『甕雫・玄（げん）』や、甕雫シリーズ最高級品『有機焼酎甕雫～煌～ＫＯＵ(オーガニック)』があります。

甕雫シリーズ最高峰と言われる『有機焼酎甕雫～煌～ＫＯＵ(オーガニック)1800ml/20度』は、少量限定生産から入手困難な甕雫と言われています。煌めく金色のパッケージに包まれ、金糸をあしらった重厚感のある容器は、『煌』の名にふさわしい存在感を放っています。また、もちろん今までの甕雫同様に、容器から柄杓ですくって楽しんでいただけるデザインは健在です。料理との相性も良く、オンザロックからお湯割りまで、様々な飲み方で楽しめる逸品です。